注目ポイント
体力に自信のない方やふらつきがある方でも簡単に始められる
高齢になって外出する機会や人と交流する機会が減り、閉じこもりが増えると要介護状態になる可能性が高くなるという事実が様々な研究の結果で明らかになっています。健康長寿を実現するには1日1回は外出をして、他者と交流することが重要となります。
近年、高齢者の閉じこもり予防や運動習慣の維持にノルディックウォーキングが注目されています。ノルディックウォーキングは、ポールを使用することで上半身が起き、姿勢が改善され呼吸がしやすく疲れにくい効果があります。また左右の手で杖を突きながら歩くため、何も持たずに歩く時と比べて重心を支える点が増え、より安定した歩行ができます。
そのため体力に自信のない方、ふらつきがある方でも簡単に始められます。
ここでは関節の痛みやケガの予防につながる安全性の高い歩行様式として「ディフェンシブスタイル」についてお伝えしたいと思います。
おすすめの理由
コロナ禍での閉じこもり解消にノルディックウォーキングが有効です
フィンランドで開発されたノルディックウォーキングは3つのスタイルがあります。当ツクイグループが取り入れていて、安全性が高く関節疾患が多い日本人におすすめなのがディフェンシブスタイルです。 杖を縦に突くことで、必要以上の速度が出にくく、体重を分散し、腕の肩甲骨周囲の動きも大きく引き出すことができます。また、左右方向のふらつきが減少するという効果もあります。
得られる効果
“縦突き歩行ディフェンシブ”で得られる主な4つの効果
- 01肩こりの予防効果がある
- ノルディックポールを使用することで自然と腕を振ることができるため、肩甲骨から肩周りを積極的に動かすことができ、血行が促進され肩こり予防の効果があります。
- 02姿勢が改善される
- ノルディックポールを突くことで自然と上半身を起こすことができるため姿勢改善の効果があります。
- 03呼吸が楽になる
- 前述した通り自然と上半身を起こすことができるため、呼吸がしやすくなり、疲れにくい効果があります。
- 04関節痛の予防効果がある
- ノルディックポールを突くことで体重の負荷が分散されるため、膝関節や足関節への負担が軽減され、関節痛予防の効果があります。